2013.08.11
今日は、当院で導入している、静脈内鎮痛法について、お話したいと思います。
歯科治療では、治療時の痛みを無くすために、歯茎に麻酔の注射をすることが一般的です。
麻酔の注射をすると、確かに痛みは無くなりますが、音が聞こえたり感覚は残っているので、恐怖心を抱いてしまったり、また、注射そのものが怖い人も少なくないです。
静脈内鎮痛法は、腕の静脈に、鎮痛剤や抗精神薬を点滴で注入する方法です。
5分から10分で効き始め、健忘効果と言われる、ぼんやりした状態になります。
その状態になってから、治療のための局部麻酔をします。
健忘効果が現れてからの麻酔なので、注射をしたことを覚えていないことが多く、恐怖心を感じることもありません。
当院では、この静脈内鎮痛法を用いて、安心で安全なインプラント治療を行っています。
投稿者:たかだ歯科