2013.08.09
何度かお話しているように、日本人の35歳以上の約8割が歯周病だと言われています。
その大きな原因として、虫歯のように痛みがあるわけではないので、無自覚なうちに進行してしまうこと、が挙げられますが、無自覚なうちに進行させてしまうのは、歯に対する意識の低さだと言えるでしょう。
痛みがなくても、歯磨き時に歯肉から出血したり、口臭がしたり、歯がぐらついたり、という兆候はあります。
それらを、痛くないから、と軽視せず、早めに治療することが大切です。
歯周病は、進行すると骨の大部分が溶かされ、歯が抜けてしまいます。
また、糖尿病や肺炎との因果関係も明らかにされています。
そのように、歯周病は恐ろしい病気であることを理解して、自分の歯や口腔内の状態を観察し、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けるようにしましょう。
投稿者:たかだ歯科